介護職のトラブルとは

介護職で働いていると利用者や職員の間でトラブルが発生することがあります。このような問題にはどのようなものがあるのでしょうか。

まず、利用者との間で問題となるのはセクハラやパワハラです。
介護施設の利用者の殆どは高齢者です。個人差はあるにしても高齢者の方は自尊心が強く、自分自身が絶対的に正しいと考えている人が多いです。そのため、パワハラやセクハラを悪いことだと認識せずに常習的に行う人もいます。

このような利用者に対しては、男性職員や複数の職員で一緒に注意することが大切です。
一人で注意しても聞き入れない利用者であっても、男性や複数の人から注意されれば改善する可能性も高いです。したがって、これが効果的な対応策になります。

また、職員の間でトラブルが発生することも多いです。
介護の現場では、現在でも大多数を女性が占めています。そのため、十数人程度の部署でも当然グループが形成されてしまいがちです。グループに属さない場合などに、いじめや嫌がらせの対象とされてしまう可能性も否めません。また、グループに属していても、その中で権力を持っている人に追随せざるを得なくなり、一緒に職務怠慢な行為をしてしまうなんてことも起こりえます。

このような状況にならないためにも自分自身の意志をしっかり持って仕事をすることが大切です。
そのため、グループが形成されているとしても、ちょうど良い距離で職員全員と接することが大切です。そうでなければ、自分が予想もしていない問題に巻き込まれて損をすることになってしまいます。万が一巻き込まれてしまった時には【介護施設トラブル駆け込み寺】を読んでみれば、そのトラブルを解決するヒントを得られるかもしれません。